ヒゲ脱毛は早い方がいい理由がある

誰もが年を重ねると感じるのが、あちこちに白鋳物が目立ってきたなあということです。
髪の毛はもちろんのこと、男女を問わず眉毛や鼻毛、デリケートゾーンにも白いものがちらほら混じってきます。
もともと毛は生えてくる時は白いのですが、若いとメラニン色素がつく力が強いので、伸びると同時にメラニン色素を含み、黒い毛が生えてくるようになっています。
ところが年を重ねると、このメラニン色素をつけながら毛を発育させるという力が弱くなってしまうため、メラニン色素を含まずに毛が伸びてしまいます。
これが、いわゆる白髪です。
ヒゲにも年齢を重ねるとともに白い毛が混じってきますので、もしヒゲ脱毛をしようと考えているなら、早めにしておくのがおすすめです。
それというのも、ヒゲ脱毛の手段として主流となる、医療機関でのレーザー脱毛にしろ、脱毛サロンにおける光フラッシュ脱毛にしろ、黒い色に反応して毛根の根っこ部分にある毛母細胞にダメージを与え、ヒゲが生えてこないようにする方法だからです。
そのため、色のついていない白髪には働きかけることができず、仮に広範囲を一度に処理できることで人気のある光脱毛を選んだとしても、黒いヒゲは抜けたけれど、白髪になったヒゲはそのまま残ってしまったということになります。
これは、レーザー脱毛でも全く同じです。
そのため、ヒゲ脱毛を考えているならまだ色がしっかりと黒く付いている内にするのが、もっともベストなタイミングと言えます。

細かな毛はどうなのか

産毛には少なからず黒い色が付いていますが、こちらもレーザー、光の両方共に十分な力を発揮できるほど濃い黒とは言えないのが実情です。
そのため、産毛の脱毛をしたいと医療機関、脱毛サロン、どちらを選んだとしても完全に取り去ることはできず、双方とも満足という結果にならないという点で、これまた共通しています。
しっかり生えているヒゲの脱毛は、黒い色がしっかり付いている若い内に行うことで、すっきりきれいになりますが、産毛の場合は脱毛サロンで行われている光フラッシュ脱毛の他にあるもう一つの手段、ニードルを使って行う脱毛が適しています。
これは、レーザーや光を照射して黒いヒゲの脱毛に成功したけれど、白髪は残ってしまったという場合にも当てはまります。
ニードルであれば、確実に産毛も白髪のヒゲも脱毛ができますが、ニードルはレーザー脱毛を超える非常に強い痛みがあるのが特徴ですので、できるだけ痛みは少ない方がいいと光フラッシュ脱毛を選んだ人にとっては、かなりの我慢を強いられることになるでしょう。
この我慢をしなくていい状態にするには、とにかくヒゲが白くなる前に脱毛をしてしまうことです。
また、最初は細かく細い毛だったとしても、剃ることによって剃り跡が太くなってきたり、濃い毛が生えてくることがしばしばあります。
これらの現象が起こるのも若い内ですので、若い間に剃れるのであればどんどん剃って、普通のヒゲ並みに太く、黒くしてしまうのがいいかもしれません。
そうすることで、広範囲に光を当てる方法なら、一度の照射で全てヒゲとして脱毛できるようになる可能性が高くなります。

どうしてもヒゲが白くなってきてから脱毛したい場合には

少し話が逸れますが、レーザー脱毛にしても光フラッシュ脱毛にしても黒い色に反応して脱毛をしていく方法ですので、もともと肌の色がかなり黒いという人には向きません。
この場合、ヒゲに白いものが混じってきたから早くしないとという対象ではないことには、注意が必要でしょう。
普通の肌色の人の場合は、やはりできるだけ黒いヒゲの内に脱毛をしておくしか対策のとりようがないのが現状と言えます。
脱毛サロンによっては、とりあえず白黒まだらに生えているような人に対しては、白いヒゲには効果がないことを先に説明してから、とりあえず光を当てて黒いヒゲから取り除きます。
その上で、白いヒゲは残りますので、後は一本一本、手間暇かけて取り除いていくという方法を組み合わせたプランがありますので、それを選択するほかないでしょう。
産毛も同様で、とりあえず太いヒゲ並みに育てるのは自力でやったとしても、やはり無理ということになれば、一本ずつお手入れして抜いて行ってもらうしかないといえます。

知っていれば早めに対処が可能に

ヒゲが白くなっても脱毛できるという人は多くいますので、定年後は自由な時間を利用して自分磨きをするかと考えている人は、もはや手遅れといっていいでしょう。
若い内の黒々としたヒゲが生えている時ほど、やっておいたほうがいいということを知っているといないでは、対処の方法もかかる費用も、そして感じる痛みも和らげることができます。
ニードル脱毛は最大級の痛みがあるのに対し、光フラッシュ脱毛に関してはまだ我慢できるもっとも軽い痛みで済むからです。
そのあたりの知識は早めに収集しておき、気になるのであれば若い内にヒゲ脱毛に取り組んでおくことがベターです。